2017年12月16日土曜日

2018年は株価の調整に備えるべきかもしれない

信用取引残高と空売り集計を見ると興味深い兆候がある。それらのシグナルによると近いうちに株価は大幅に下落することになる。物事はいつもデータ通りに行くとは限らないが信用取引はレバレッジをかける分市況に敏感で初期に兆候が表れやすいことから注目に値するだろう。

2017年11月2日木曜日

気長に待つNZD売りMXN買いZAR買い

これは中長期(数ヶ月から数年)で20%程度のリターンを目指すトレードアイディアで円ベースではないのでキャリートレードの影響を受けないのが特徴だ。余裕資金でポジションを作って放置するのがよいだろう。

トレードを振り返る:USドル買い日経売り

株価水準と為替水準の乖離に着目したこのトレードが日の目を見るのは次の金融危機時になりそうなので一旦終了とする。

ロイターのコラム 株バブルの危険、日銀はETF購入再考を=河野龍太郎氏

コラム:株バブルの危険、日銀はETF購入再考を=河野龍太郎氏

日銀が株式買い入れを始めて以降株式市場は正常性を失っているがそれを労働分配率、自然利子率の低下といった重要な経済的課題と絡めて批判しているコラムを紹介する。

2017年10月19日木曜日

健康に価値を持たせるべき 今すぐにできるベーシックインカム

多額の税金が使われていながらあまり話題にならない社会保障費。実はその使い道を変えるだけで国民に健康を意識させ小規模で実験的なベーシックインカム政策を行うことができる。さらには病気でないのに病院に通ったり病院を寄り合い所のように使うことに対する抑止力にもなる。

ロイターのコラム 総選挙が素通りする日本経済「真の争点」=河野龍太郎氏

コラム:総選挙が素通りする日本経済「真の争点」=河野龍太郎氏

政治とは何のためにあるのか?短期経済予想ばかりのアナリストの中では珍しく長期的展望で日本経済のためにすべきことを論じているコラムを紹介する。

第一落選候補に投票する

私は投票時にはよく情勢を見て第一落選候補に投票するようにしている。そうすることによって一強多弱の状態を弱め独裁を防ぐことができるからだ。候補者にプレッシャーを与え緊張感を持たせることもできる。全ての人がこれをやりだすと混沌としてくるが少数派だとわかっているからこそバランサーとなれる。

2017年10月18日水曜日

選挙には行かなくてもいい 選挙制度は変えるべき

若者が投票に行かない、投票率が低いなどの名目で「選挙に行こう」と啓蒙するのに税金を使ったり選挙に行った人に割引をして自社の宣伝をしたり選挙特需を目当てにあれこれこじつけて無駄遣いを促す風潮があるがこれには反対だ。与えられた権利を自ら放棄して損をするのは本人だけで投票率を上げる名目でそこに国のお金を使うのは間違っている。だがこれとは別に今の選挙制度には問題があるのでそれは変えていくべきだ。

2017年9月7日木曜日

山尾氏に見る日本政治の問題点

山尾志桜里衆議院議員が議員辞職を検討しているようだ。またもブーメラン。政治家が身ぎれいにするのはそんなに難しいことなのか?与党批判をしてブーメランを投げ続けるだけでは問題は解決しない。対案なき批判で政治はできない。政権交代できる野党は一体いつになったら現れるのか?

2017年9月1日金曜日

差別を助長する逆差別 やりすぎたオバマの反動

バージニア州のシャーロッツビルで南北戦争時に奴隷制度を擁護していたリー将軍の銅像を撤去することに反対する集会があり、そこへ白人至上主義に反対する団体がなだれ込んで衝突が発生した。これを機にマスコミのトランプ叩きが一層激しくなったがこうなっている原因はトランプではなく今起きているのは反動だ。偏った思想でオバマに追随したマスコミに理解できないのも無理はないがオバマはやりすぎたのだ。

2017年8月20日日曜日

ザク切りポテトが終了 仕方なく自宅でカリーヴルスト

ローソンのフライドフィッシュにザク切りポテトを合わせケチャップをかけたものをフィッシュアンドチップスと呼びリピートしていたがフライドフィッシュに続きザク切りポテトまでもが販売終了となってしまった。もうケチャラーに希望はないのか。

2017年8月11日金曜日

トランプ相場二度目の調整

北朝鮮関連の地政学的リスクの高まりでトランプ氏が大統領に就任してから二回目の調整が起きているが今回は何やら様子が変わっている感じもする。トランプ就任以降の日経平均をこのブログお気に入りの米国債券のイールドスプレッドと比べてみた。

2017年7月26日水曜日

告白という中世の文化

いつ頃からあるのか知らないが日本には好きな人に告白するという文化が存在する。だが告白とは本来罪を白日の下に晒す、自白する、懺悔するという意味であり現在行われているマウンティングのようなものからはかけ離れている。日本人は何故こんな無意味なことをしているのか、その謎に迫ってみる。

2017年7月17日月曜日

健全な市場を破壊するボランティアという悪

「ボランティアは悪だ」とまで言うと言い過ぎかもしれないがボランティア活動はなるべくしないほうがいい。何故ならボランティアは必要だが満たされない一時的なニーズに限定して行われるべきだからだ。ボランティアの機会があった時にはそれが一時的に必要であり他に代替案がなく今後も補助が期待できないかどうかよく考えてほしい。

2017年7月13日木曜日

蓮舫氏の二重国籍問題 三度の過ち

都議会選挙は都民ファーストの会が圧勝する結果となったが自民党だけでなく民進党も惨敗したことは注目に値する。反自民の受け皿であった民進党の失敗は政治家の市民感覚の欠如に国民が不満を持っている表れだ。その中でも蓮舫氏の二重国籍問題は象徴的だ。

2017年6月29日木曜日

将棋もAIに負け完全に崩れ去った日本の名人・達人信仰

日本には何かの名人や一芸の達人を神様と崇めて神格化し信仰する文化があった。元々神事や戦の模擬想定として発展したこともあって特に武道とマインドスポーツ(頭脳を使う遊戯)ではそれが顕著だったが相撲や将棋といった最後の砦ともいえるスポーツの幻想が打ち砕かれたことによって彼らは神ではなくなった。そんな現在で将棋棋士がどれくらいすごいのか考察する。

2017年6月23日金曜日

ロイター英語版のリダイレクト問題を解決

ロイター英語版サイトの仕様変更で日本からアクセスした場合自動的に日本語版サイトへ誘導されるようになってしまったがちょっとしたことでこれを回避できる。

日経平均株価の指標推移

日経225の1株利益、1株純資産、1株配当の推移を平均と指数ベースでグラフ化した。それらの推移から見れば日本株は割高ではあるがバブルとまでは言えない。

2017年6月7日水曜日

ニワトリ頭の自民党

増税当然既定路線
定数削減知りません

当てにならない日経平均PER

トランプ政権誕生以降の日本株は順調に見えるが実態は数字上ほどよくないかもしれない。それを指摘しているロイターのコラムを紹介したい。焦点:日本株は割安か、真の水準は「1万7500円」の見方も

2017年5月6日土曜日

米自動車販売が低迷

2017年になってから株価と相関の高い米自動車販売台数が減少している。自動車産業に牽引された米経済の成長サイクルも終わりに近づいているのだろうか?

2017年4月8日土曜日

シムズ理論には根拠がある

積極的な財政政策で物価を上げるという政治家にとっては夢のような話のシムズ理論。これは恐らく毒薬であるがその効果のほどについては十分な根拠がある。

トレード経過報告:USドル買い日経売り

このトレードはまだ有効だと思っているが現況を分析しておく。

2017年4月7日金曜日

トレードを振り返る:NZD/ZAR売りとUSD/ZAR売り

当時強い通貨と弱い通貨の組み合わせということで注目していた2つのトレードを振り返ってみる。

2017年4月6日木曜日

森友学園問題における印象操作

追記
関連記事:森友問題 最良の解決策はもどうぞ

安倍総理が野党の批判をかわすのに好んで使う「印象操作」という言葉がある。国民が(主にネガティブな)特定の印象を持つように操作するという意味で「レッテル貼り」と同時に使われることが多い。マスコミの森友学園問題の報道にはこの印象操作があったように思う。

2017年4月5日水曜日

稀勢の里の強行出場は賞賛されるべきではない

大相撲春場所は日本人新横綱の稀勢の里が昇進後すぐに優勝という結果になったが稀勢の里は怪我をした時点で休場すべきだったと思う。

2017年3月21日火曜日

当てにならないトランプ支持率で騒ぎ続けるメディア

相変わらずマスメディアのトランプバッシングが続いている。だがトランプに関してマスコミは偏っていて信用できない。歴代最低とも言われるトランプ支持率の世論調査はおそらく実態を反映しておらずトランプは文字通り国を二分していると考えるのが自然だ。

2017年2月22日水曜日

ダメな日本を象徴するようなプレミアムフライデーという政策

毎月の最終金曜日は早期退社してお金を使ってほしいとプレミアムフライデーなる消費喚起策が今週から始まる。国が斜陽で復活の見込みもないのはこういった愚策を政府が大真面目にやろうとしているからということにいい加減気付いてほしい。

2017年2月10日金曜日

今の日本に必要な政策

日本の衰退は既に始まっているが少しでもソフトランディングするために今の日本に必要な政策を考えてみる。

2017年1月18日水曜日

下がり続ける信用倍率 日銀政策で市場が麻痺

信用市場は盛り上がっていないが株価は高値圏を維持している。日銀の株式ETF大量買い入れで市場の機能が完全に麻痺してしまい異常が日常となっている。