2016年7月31日日曜日

Comparison of potential stock returns for 40 countries

Using OECD data, I calculated potential 15-year cumulative returns of stock indices for 40 countries. Although these estimates are very rough, they should work as an initial screener for getting started.

2016年7月30日土曜日

ちぐはぐな相場が続く

株価は高値圏にあるがリスクオフムードも感じられるという読めない相場展開が続いている。イールドスプレッド、オプション、為替、原油、信用の5つの指標を見てみる。

切り崩されるGPIF。しばらくは円高先行か?

GPIFの2015年度の運用成績が発表された。このGPIFという巨大なクジラを軸に、一つ想定されるシナリオを考えてみる。円高が先行して進み、株がそれに追随するというものだ。

2016年7月29日金曜日

相模原殺傷事件の本質は極右のテロリズム

「障害者なんていなくなればいい」と言った植松聖容疑者を、マスコミは偏った異常な思想の暴走と断じて犯行の凶悪性にのみ焦点を当てている。だが、犯行の動機や背景といった本質は意図的に報道されていないようにも思える。罪を糾弾するだけでなく、行為の分析や予防策などについてもしっかり考えてもらいたい。

2016年7月23日土曜日

Japanese joke: indecisiveness

I did a poll to imaginary Japanese people living in my dream. Here's the result.

Characteristics of Japanese stocks

Japanese stock market is not as usual. It has short trading hours, fewer trading days and separate listings at one exchange. Furthermore, there are cultural reasons that make buying stocks in Japan different. I will focus on who have those shares, who they are and how you can make extra by avoiding common mistakes Japanese investors make.

2016年7月20日水曜日

Investing in Japan? Think twice

If you are a foreign investor interested in investing in Japan, think twice and consider these facts before putting money in Japan. In short, having a stake in Japan is like part gold investing and part bond investing. Let's see why these investments are alike and what you can expect from investment in Japan.

2016年7月17日日曜日

空売り集計を読む

東京証券取引所発表の空売り月間集計から3つのチャートを作成し、それぞれどのような利用価値があるか考える。

2016年7月15日金曜日

もう一つの危険な賭け?USD/ZAR売り

危険な香り?投機的なNZD/ZAR売りでNZドル売り南アランド買いを紹介したが、実はもう一つ同じくらい強い通貨がある。それがUSドルだ。NZDとUSDにはどういう差があるのか?経済の強さ、政策金利、政策スタンス、通貨の地位という4つの観点から比べてみる。

2016年7月14日木曜日

マイナス金利で利回り追求が加速 円安要因に

ロイター 焦点:7月1週に日本勢の外債投資が過去最大、米モーゲージ債に熱視線

マイナス金利で投資先を失った国内投資家が外債投資にシフトしている。この流れが続けばささやかな円安要因になるが、マネーの逆回転が起きれば大きな火種となる可能性がある。

米国債券のイールドスプレッドが急低下

マーケットの緊張度合いを示す米国債券のイールドスプレッドが急低下している。
BofA Merrill Lynch US High Yield Option-Adjusted Spread© (BAMLH0A0HYM2)

日本の未来 人口からGDPを予測

人間の数とはすなわち国力なのか?人口が減り続け高齢化も進む日本の経済はどうなっていくのか?OECDによる日本の人口予測を用いて将来の日本のGDPをモデリングする。

2016年7月13日水曜日

ドイツ銀行

ロイター日本語版より
【中国の視点】ドイツ銀:次のリーマンブラザーズか、悪影響がリーマンショック以上も

ドイツ銀行はデリバティブの取引で有名だがそれ故にこのような心配もある。ブラックスワンは1羽でも減らしておきたい。

社内対当に異変

信用取引残高の社内対当に異変が起こっている。社内対当とは証券会社が社内で貸し借りして処理した信用取引だ。たとえば顧客の投資家Aに借りた株を顧客の投資家Bに貸すといったものだ。それが2014年から低下している。この数字自体は役に立つように見えないかもしれないが、信用倍率とかけ合わせることで面白い参考指標になる。

NYダウが高値更新

リスクオンムードが続き、ダウ平均株価とS&P500はついに取引中の最高値を更新した。

今年の本命?ディフェンシブなUSドル買い日経売り

突然の株価暴落に備える必要のある今、リスクオンでも損しづらく、リスクオフでは利益の見込めるトレードがある。それがUSドル買い日経売りだ。為替と株でそれぞれポジションを構築する必要があるが、FXも先物もレバレッジが使えるので資金効率はいい。USドル円買いはスワップもプラスなので、動かなければ多少の利益にもなる。まずは過去データから見てみよう。

2016年7月12日火曜日

危険な香り?投機的なNZD/ZAR売り

逆張りになりそれなりにリスクもあるが、おもしろいトレードがある。それがNZドル/南アランド売りだ。それほど推奨できる取引ではなく、取引する場合も少額を勧めるが、実際に取引はしなくても見ているだけで楽しめるので是非目を光らせておきたい。

衰退する日本経済には国土管理が必要

選挙ではいつも耳障りのいい言葉が並ぶ。「豊かな国」、「美しい国」、「雇用創出」、「力強い経済」、「安心できる老後」、などなど政治家はいいことしか言わない。だが現実は非常である。日本は衰退するのだ。あまり言う人はいないが将来確実に訪れる日本経済の当たり前だ。避けられない衰退のために、策を講じるべきだ。

次の金融危機はいつ来るのか

追記
これらの予測は外れました。新しい別角度からの分析は2018年は株価の調整に備えるべきかもしれないに記載。

3つのデータを元に次の金融危機が来るのはいつなのか予測する。1つ目は投資部門別株式保有金額。今回は総保有額、つまり全上場株式会社の時価総額のみに着目する。2つ目は単純に日経平均株価。時系列をずらして使用する。3つ目はドル円の為替レート。日経平均と重ね合わせる。

2016年7月11日月曜日

スパイト行動を解明

スパイト行動とは、自分の利益を犠牲にしてでも、相手に不利益を与えるための行動である。何故自分は損をするのにそんなことをするのか、一見不合理に見えるので経済学でしばしば話題になる。特に公共財のただ乗り(フリーライド)と絡めて議論されることが多い。だが実はこれを説明するのはとても簡単である。均衡状態は2つあるのだ。

発展途上国支援を考える

バングラデシュで外国人を狙って殺害するという痛ましい事件が起きた。ただこの事件はイスラム過激派が多い中東で頻発しているテロや先進国を狙ったフランスでのテロとは違う側面がある。それは途上国支援をしている外国人が狙われたという点だ。このことをよく考えて今後の国際交流の発展に役立てたい。

自書式投票の是非

選挙がある度に毎回、「海外では丸を付けたりもしますが日本は識字率が高いので候補者名を書いています」というような報道を見かける。識字率が高いのは素晴らしいことだが、自書式にすることには無駄を感じる。最低でも記号式投票、出来れば電子投票やインターネット投票を実現してほしい。

次の震源候補になったGPIF

2014年の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用見直しは本当に悪手だった。これによってGPIFが次の金融危機の震源になる可能性が高まった。