2020年3月27日金曜日

善意に頼る日本人 想像力の欠如

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大懸念で危機的事態となっているが外国と比較したそれに対する対応の違いで日本社会の弱点が浮き彫りとなっている。権限のない責任者に必要な意思決定が迅速に行われない社会システム、社会的な善が無条件で受け入れられると思い込んでいる想像力のなさ、その背景にある格差。目をつぶっても問題はなくならない。直視して向き合うしかないのだ。

2020年3月8日日曜日

忍び寄る円安の恐怖 金融政策の限界

悪夢の前触れか。消費増税とコロナウイルスによる景気後退の中でリスクオフで円安という非常に危険な局面があった。これは日本経済と対外情勢の構造変化によるものでありもし危機が顕在化した場合回避策は存在しない。政策変更をしない限り今後は市場下落局面でも円高が進まず逆に大きく円安になることがあるかもしれない。

2020年3月6日金曜日

ゾンビ化する世界経済 低成長社会へようこそ

世界が日本に追いついた。資産バブル、無限の金融緩和、積み上がる債務残高。これらは日本が30年前から経験してきた低成長のレシピだ。当時はJapanification=日本化と揶揄され半分笑い話であったが世界の日本化は現実となりそうな気配だ。これは各国の中央銀行が経済の持続的発展を犠牲にして市場の味方をし続けてきた結果であろう。果たしてゾンビを退治できる国はあるのだろうか?